05803-200224 「前足部着地」で「膝を抜く」理想のウォーキング
2020/02/24
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膝をロックしない。それがめっちゃ重要。
そう知ってshio.iconは「膝をポップ!!」と名付けました。ロックしないからポップね(スペルが違うのはわかってます、念のため)。
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裸足ウォーキング/ランニングの研究者、中京大学スポーツ科学部の金子 潤先生が成蹊大学のshio研究室を訪れてくださいました。彼は裸足教育を実践している自治体や学校をで長期にわたってデータをとっており、今回もその研究の一環で関東圏にいらっしゃった機会に、相当遠回りして立ち寄ってくださいました。
せっかくの貴重な機会。研究室で話し込んだあと、ちょうどその日に成蹊大学で学生たちにパンフルートのレッスンをしてくださっていたパンフルーティストの櫻岡史子さんとともにムンタージにご一緒し、立ち方、歩き方、走り方についてじっくりお話を聞きました。ありがたい。
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キーポイントは7つ。
1. 膝をロックしない。膝をポップ。
歩く時、膝を抜く。
立つ時も常に膝を少し曲げておく。
常時、膝をロックしない。膝がピンと伸びた状態にすることはない。
2. 前足部着地
歩く時、前足部(土踏まずより前の平らな部分)で着地する。
足音はほぼゼロ。
3. 腰から前進
腰を後ろから押されているかのように、腰から前に重心移動して前進。
4. 膝は常時、足の中心を通る。
左右にブレない。
5. 重心のほぼ真下で着地
足を前に蹴り出さない。
6. 後ろ足を残す
歩股を広げるなら、前に脚を蹴り出すのではなく、後ろ足をできるだけ後まで後ろに残す。
7. 足裏で地面を転がる
指でつかまず、指は自然に反る。
地面を擦らず、タイヤの表面のようにラウンドした足裏が地面を転がる。
足裏ふんわり
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その結果、
8. 骨盤がローリング
自転車のペダルを回すのと逆方向に骨盤が回ります。
9. 肩もローリング
骨盤と同じ方向に肩も回ります。骨盤と肩とが互い違いの動き。
10. 頭は水平移動
上下に波打つことなく、スーーーっと水平に移動します。快適です。
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かかと着地せず、前足部着地かつ膝を抜くことで、土踏まずのアーチによるサスペンションと膝のクッションによって着地の衝撃が上半身に伝わらない。脳に伝わらない。
楽に歩けます。
長く歩いても疲労感ゼロ、むくみゼロ。
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一般的なソールやヒールの靴を履いていたら、この人間本来の歩き方はできません。かかとが最初に地面に接してしまうため、かかと着地になってしまいます。
かかと着地をすると、土踏まずのアーチによるサスペンションは機能せず、膝が伸びてロックし、足首、膝、股関節、腰、背骨、頸椎、首、頭、そして脳にまでかかと着地による衝撃を与えます。カツカツカツカツと衝撃を与え続ける歩き方。それどんなに身体に悪いか。膝の関節や腰、首を痛めるのは当たり前でしょう。
知れば知るほど「靴は万病の元」。
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理想のウォーキングのために大切なのは裸足。
裸足だからちゃんと歩ける。
裸足で歩くと血行が良くなるから足がポカポカ。暑いくらいにあったかい。むくみゼロ(6930)。
人間、裸足がベスト。
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アスファルトを裸足で歩いても大丈夫だけど、一応、足裏をカバーするソールが1枚ある方がいい。
そこでワラーチ (huaraches)。あるいはビブラムファイブフィンガーズ。
金子先生は自作のワラーチ (huaraches)で常時歩いています。先生がshio.iconの足に合わせて作ってくださったワラーチ (huaraches)を積極的に履きたいと思います。
05772-200126 shioサイズの「ワラーチ(huaraches)」を製作していただきました
shio.iconは2009年からビブラムファイブフィンガーズを履いて生活していますが、子供の頃からビーサン族でした。ワラーチ (huaraches)の快適さはビーサンやビブラムファイブフィンガーズを超えています。
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「靴」を要する時はビブラムファイブフィンガーズで。それ以外はワラーチ (huaraches)で。
suasist(素足スト)で人生を歩みます。
〈写真はSIGMA fp + SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporaryでムンタージのお料理〉
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◀05802-200223 うおしげ旬で「のれそれ」をいただく
▶05804-200225 Bunkamuraにて「永遠のSaul Leiter」展がステキ